転職とはラットレースの回し車の乗り換え

40を間近にして、転職という行為の意義を考えています。

年収を上げるため、労働環境を改善するため人それぞれ理由はあるのでしょうが、リスクの割には人生を変える強い一手には思えなくなってきました。

「ラットレース」という言葉があります。説明は以下です。(Wikipedia:ラットレースより)

ラットレースとは、働いても、働いても、一向に資産が貯まらない状態のことである。
働いても、働いても、一向に資産が貯まらない様子が、回し車の中で、クルクル回っているネズミに似ていることから定義されていると、ロバート・キヨサキが自著「金持ち父さん 貧乏父さん」の中で語っている。

回し車の中で懸命に走るネズミが、もっと良い回し車に飛び乗る行為では無いかと感じます。これはわたくしが転職に批判的という意味ではなく、実際に転職をしてみて実感した事です。

数千人以上の規模の会社間での転職は大きな変化は感じれず、転職したからといって自己の成長に繋がるという実感もあまりありません。

人間関係のリセットという大きなリスクを伴う事ですので、転職に過度な期待を抱かず目的を明確にするべきです。

例えば「通勤時間を短くしたい。」「給料を上げたい。」など転職後にYES/NOで答えられる明確な目的を設定して進めると良いと思います。

「自己を成長させたい」や「専門知識を身に着けたい」といった定量化できない目的では、この転職はただしかったのだろうかと自問してしまう事になります。

ましてや「世の中を変える」を目的にするのはやめましょう。

世の中を変えるためには数億円以上の予算を確保し、大人数の合意を得、綿密な計画を練って着手をし、その後おびただしいストレスにさらされながら歯を喰いしばって完遂する必要があります。世の中の前に自分を変えようと転職している訳で、順番的に自分の分を終えてから考えるべきです。

という事で転職はあくまでレールの乗り換えに過ぎないので、過度な期待をせず、明確な目的をもって取り組みましょうというお話でした。

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